4月27日 八千代市中学校バンドクリニック①
市内の中学校で吹奏楽部に所属している生徒さんたちを対象にした「バンドクリニック」。小中学校の先生方や市民バンドのメンバーなどが講師になり、各パート毎に楽器の取り扱い方や基礎練習の方法、演奏の仕方などを生徒さんたちにお伝えする、という企画で、昨年に引き続き2回目の開催です。
この日は市内6校の吹奏楽部の2、3年生が対象で、人数は約120名。やちよマミーズブラスからは講師として、団員15名と、生徒さんたちからはちょっと先輩にあたる高校生・大学生の子どもたち3名が参加させていただきました。
打楽器の生徒さんたちは20名弱でしたので、2年生と3年生に分かれてもらい、1時間ずつ交代で基礎練と楽器体験をすることに。私は基礎練担当で、中学校のU先生が作ってくださったリズムトレーニングの楽譜と、昨年のコンサートでやった、打楽器がとても賑やかで楽しかった曲の楽譜を使ってみんなで同じリズムを叩きました。最初はゆっくりとしたテンポから徐々に速くしたり、細かいリズムを確認したりと、あっという間の2時間でした。
どこまでお役に立てたかわかりませんが、開講式で実行委員長のT校長先生からお話のあったように、普段なかなか交流することのない、各校で同じパートを担当している生徒さんたちが一緒にひとつのことをすることで、何か今後の部活動の糧になるものが得られていたらいいなと思います。
それと、昨年の第1回の時は楽器を始めたばかりの1年生を担当させていただいて、その時に参加していた生徒さんと今回再会したのですが、まだあどけない感じだったのがすっかり頼もしい先輩の顔になっていました。また、2年生と3年生も印象が違って、中学校の1年間って本当に濃密でぐんと成長する時期だなあと改めて感じました。
もうすぐコンクールの時期です。毎日練習できるというのは、私たちからするととても羨ましい環境で、それだけで必ず実力がついていきます。3年生は最後のコンクールに向けて悔いのないように、1、2年生は先輩たちの背中を追いかけて、練習頑張ってほしいなと思いました。
Perc. sawa
